Special Queen DNA

このコーナーでは、管理人オススメ&とっておきの一枚をご紹介致します。
“華麗なる遺伝子たちの鎮魂歌” をお楽しみください。(順不同)

ハムスター倶楽部 ソングコレクション

uh 本作は、テレビ東京で朝早くOAされていたアニメ「ハムスター倶楽部」のサントラ盤。アニメ自体、OA尺も10分足らずであったということもあり、発売後すぐ黙殺された作品。しかし、本作のプロデューサーは日本が世界に誇るクイーン・トリビューターの永井ルイ。アニメのサントラだからといった手抜きは一切なしの力作。クイーンはもちろん、ELOやパイロットなど70年代ブリティッシュ・ロックへのオマージュに彩られた素晴しい楽曲の詰まった作品です。中でも「Make my day!」は日本人の限界を突破した、世界に誇れるクイーン曲。華麗なコーラスとピアノの旋律美溢れるこの1曲を聴く為だけでも、本作は買う価値アリ! 「シャングリラ・シンデレラ」のELOテイストも素晴しい本作、是非ともおすすめです。

 

タッチ  /  THE COMPLETE WORKS I&II

uh 本作は、ニュー・イングランドのようにアメリカン・プログレ・ハードの隠れた名バンドとして後年評価が高まったタッチのコンプリート・ワークス。80年発表のデビュー作と、未発表に終わったトッド・ラングレン絡みの第2作をカップリングした内容。やはりトッドが見出しただけにドラマティック、ハード、そしてポップといったクイーン・ファンの心を掴むサウンド満載の好盤です。フックの多い楽曲はトッド・ラングレンズ・ユートピアにも通じます。デビュー当時、スティクス&クイーンなんて評されたようで、スティクスのような透明感溢れるハーモニーをクイーンのようにしゃくり上げる様は確信犯の色合いが強く、スティクスが更にクイーン肉薄したような、そんなバンドです

 

Rolly  /  2001

uh 彼のクイーンに対する愛情は並々ならぬもの。すかんち時代から、チョコチョコとクイーン風味は顔を覗かせていたが、本作においてローリー最高のロック・オペレッタを堪能することが出来る。バンド解散直後から取り組んできたプロディジー風のデジロックと自身のルーツである、オペレッタ風ロックをミクスチャーした前人未到のサウンドを確立。「OPERETTA」「どてらい男」の2曲はデカダンで華麗なクイーン遺伝子が生きずいた名曲である。「どてらい男」では“オーマイガ〜ッ!!”と一緒にクイーン風コーラスをしたくなる事請け合い。「2001」のローリー先生の心の叫びともとれる本音の吐露にはつい涙してしまう。これほどのアートがなかなか聴けない現在の日本の音楽界状況に辟易。

 

スパークス   /  ハロー・ヤング・ラヴァーズ

uh 70年代に『キモノ・マイハウス』で奇妙奇天烈、脳天直撃のオペレッタ・ロックを放ち、フレディ・マーキュリーに絶賛されたスパークス。彼らの待望の新作が発売されました。80年代以降はテクノ・ポップ、90年代はコンピューター・ミュージックと常に時代の最先端の音楽を追い求めてきた彼ら。しかし、どうしても70年当時の悪趣味ともとれるひきつけを起こしたかのようなロック・オペラにインパクトを求めてしまいます。そんな僕の喉の渇きを潤わすがごとく、用意されたのが本作です。いきなり、往年のオペレッタ・ハーモニーが全開です。そして、アルバム一枚異様なハイテンションで突っ走る様は、まさに70年代の“もだーん”な彼らそのもの。曲調はテクノのようにフレーズの繰り返しが多く、ミニマル・ミュージックの様相も呈しているのですが、どこを切っても“あのスパークス・サウンド”が蘇っています。華麗で退廃的でシュールな音世界の洪水に身を委ねれば、簡単に異世界にトリップできます。本作、至高の芸術作品です。

 

StarCastle   /   Real to Reel

uh 70年代後半のアメリカで勃興したアメリカンプログレハード。テクニカルななかにアメリカ特有のキャッチーさを散りばめ、ボストン、スティクス、ジャーニーなどの超人気バンドを排出した。そんなムーブメントのあだ花、スターキャッスル。彼らはアメリカのイエスとの評価を身にまといデビュー。そのサウンドはイエスそのものであり、ファンの間では賛否両論分かれていた。通算4作目が本作だ。テクニックを全くひけらかすことなく、とにかくキャッチーに徹しぬいた結果、本作はアメリカン・プログレ・ハードの名盤となった。はじける曲調、美しく華麗なハーモニーが一体で、なんど聴いても飽きない、疲れない、止められない本作なのである。

 

トリックスター  /  ファインド・ザ・レイディ

uh 1970年代中期のブリットハードポップ。 クイーン、ELO、ビートルズなどの感覚を下敷きにジャーニーやボストンなどのアメリカンプログレ勢への橋渡し的な存在感を示す。 しかし、アメリカ勢のような大味なロックになることはなく、カラッと爽やかな感覚の中にしっかりと英国の憂いを秘めている。 また、何か奇をてらうきらいもなく、上質なポップソングを丁寧につむいでいる。 バランスのとれたポップサウンドはイージーリスニングとしても最適。 産業とロックが完全に融合を果たした時代の雛形の音楽として、消費してみてはいかがだろう?




MIKA  /  Life in Cartoon Motion

uh フレイミングリップスの奇抜さとシザーシスターズのディスコ風味、そして近年のUKの洒落たストレートな若者感覚を醸し出しながら、フレディマーキュリーの再来とも思わすピアノマン&ファルセットオペラボイス。何より彼がこよなく音楽を愛し、音楽に溶け込み、自身がつむぎあげる音に絶対の自信と確信と嬉しさと楽しさを見出しながらプレイしてる様が、どうしようもなくこちらに伝わってくる。ファッションモデルもやっている彼はポピュラリティーも抜群だし、バンドメンバーも黒人女性ドラマーや、日系のギタリストだったり、とにかくすべての概念を突き破って、ただただ活躍を祈るばかりである

 

LEO  /  Alpacas Orgling

uh 元ジェリーフィッシュのアンディースターマーとブルーの連中がとにかくELOをやりまくった本作。ビートルズにとってのラトルズや、クイーンにとってのヴァレンタインなどのパクリぎりぎりのインスパイア具合により賛否はありますが、とにかくファンを歓喜させる一枚に違いない。ELOの新作といっても差支えないくらいの出来。しかも70年代の黄金期の。耳タコポップ必聴盤。http://www.myspace.com/bleuleo





Poodle Hat   /   Weird Al Yankovic

uh マイケル・ジャクソンのビート・イットのパロディ“イート・イット”やキンクスのローラのパロディ“ヨーダ”でおなじみのアル先生。デビュー当時の米コメディ番組でクイーンのパロディのネタを披露していただけあって、そのクイーン傾倒ぶりも半端ではありません。近年の秀作のコチラにおいてもその、パロディ精神はエミネムをも凌駕しておりますが、本作2曲目“Hardware Store”にて、脳天かち割れラップ調ハチャメチャソングに見事なまでのフレディ・アレンジが施されております!!耳の肥えたファンの方即逮捕の逸品です。




BigMoney   /   MoonRaker

uh 90年代初頭のスウェーデンに突如現れ、そして消えたポップデュオ。ホール&オーツ的なつんのめり気味ポップソングの感覚がその下地にはなっているが、ソウル的趣向は全くなく、白人好みのクラシカルなセンスが爆発している。本作はMoonRakarという映画のサントラなのか、はたまた架空のサントラなのか全く不明なのだが、そのギミック的なオペラ感覚は、モンドな感覚さえ呼び起こす。音創りがとても玄人的で安心して聴けるとおもったら、どうやらアバのメンバーが関連しているようだ。朗々と歌い上げるオペラパートや、幾重にも重ねられたボーカルアンサンブルなどはとても繊細で素晴らしいのだが、これで勝負!!って感じで気負うのではなく、あくまでメロディのセンスのよさで勝負している所もまったく憎めない。彼らはこの前に『ロスト・イン・ハリウッド』という作品もだしているが、こちらも必聴。アバの熟練工がフレディに習いオペラポップをカマシタ最高作と言ってしまおう

 

 

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