Power Pop

ギターでパワーコードをかき鳴らし、心地よいハーモニー加味した、青春サウンドの代名詞のパワーポップ。80年代以降、メインストリームにはならないものの数多くのアーティストが素晴らしいサウンドを残してくれました。(年代順)

ラズベリーズ  /  ザ・ベリー・ベスト・オブ  (1960’s)

uh 現在、バッド・フィンガーと並び、パワーポッパーの元祖としてみられている彼ら。パワーポップとは、ビートルズのメロに、ビーチ・ボーイズのハーモニー、そしてフーのギターをかぶせた音楽の総称と誰かが言っていたが、クイーンの場合、さらにそこに独自の感性(演劇性、オペラ趣味)を加味したところで決定的にパワーポップ以上のエネルギーを持ちえた。しかし、「キラークイーン」や「ファット・ボトム・ガールズ」に見られる、ポップのつぼを押さえた曲作りはいかにもパワーポップ的だ。ラズベリーズはクイーンと同時期に活躍した、あくまで爽やかで、ハードで、ロマンティックでといった、イカにもアメリカ的なグループだ。

 

QUEEN   /   JAZZ  (1978)

uh クイーン7作目のオリジナルアルバムの今作は初期のような過剰さはなく、全編クイーンらしいポップアートに貫かれている。クイーンが一番ポップだった時代だ。これ以降はダンス路線に走り商業的に失敗、そして保守路線へと向かうとあって、もっともバランスのすぐれたポップソングを連発していた時期でもある。「ムスターファ」「バイシクルレース」「ドント・ストップ・ミー・ナウ」は、パワーポップそのものだろう。

 

 

 

ザ・カーズ  /  錯乱のドライヴ (1978)

uh アメリカン80年代パワーポッパー。そのクールなサウンドに心奪われた方も多いはず。ファーストの今作において、プロデューサーにロイ・トーマス・ベイカーを起用し、ポストクイーンと勘違いされた分厚いコーラスが楽しめる。

 

 

 

 

HILLY MICHAELS   /  CALLING ALL GIRLS (1980)

uh 謎のセッション・ドラマーのソロ。プロデューサーにロイ・トーマス・ベイカーを起用し、スパークス路線の楽曲にクイーン風装飾過多なアレンジをほどこしてあります。ややマニアックな作品で、ベイカーの聴いてすぐそれとわかる、如何にも初期クイーンなアレンジは、確実に遺伝子を求める者の心を潤わしてくれます。このドラマー自体相当キッチュな感覚の持ち主で、そのメロやヴォーカルにスパークスにも通じるモダーンな感覚がにじみ出ている。必聴!!

 

 

 

Jellyfish   /   こぼれたミルクに泣かないで  (1993) 

uh 今や伝説となっている、90年代のポップ・グループ。本作はビートルズ的メロディに、ビーチ・ボーイズハーモニー&クイーン風ハーモニーを加味し、ノイジーなギターまで聴かせてしまうという、尋常ではないサウンド・プロダクションの洪水が巻き起こっている。惜しくも、本作を残し解散してしまうが、この煌きはグランジが吹き荒れていた90年代に一際輝いていた。奥田民生の盟友アンディ・スターマーが在籍していた事でも有名。



 

ベン・フォールズ・ファイヴ   /  ベン・フォールズ・ファイヴ  (1995)

uh ファイブと言いつつ3人組。ドラム、ベース、ピアノ、という事でメロディ体がピアノのみなので、おのずとクイーン的なピアノ主体のロックとなるわけですが、オルタナ世代の空気を反映したアグレッシヴな演奏も見事で、どの曲も抜群にメロディアス!クイーンほどの構築美はないものの、気軽にきけて、ハーモニーもそこそこ決まっているんで、聴いて損はなし。






Silver Sun   /   Disappear Here  (2005)

uh 2005年にでた彼らのセカンド。ピコピコなるシンセ、ヘヴィなギターリフ、珠玉のメロディー、唯一無二のコーラスワーク。どれをとっても凡百のバンドには出せない音をだしています。クイーンほどの大仰さはありませんが、華麗なコーラスがクイーン的だったりもします。70’ロック例えば、T-REXを彷彿とさせる“ハイ・ハイ・ハイ”アレンジが、施されていてついつい楽しくなっちゃいます。70’ロックが好きで、パワーポップが好きな方は病み付き間違いなし!!

 

 

 

 

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